2022/12/06 21:04

レプチンは食欲をコントロールする作用を持つ、
脂肪細胞から分泌されるホルモンです。
脂肪細胞が肥大化すれば、
レプチンが多く分泌されるので
食欲を低下させるはずですが、
肥満者になるとレプチンの作用は抑制されてしまいます。
※肥満で発現する酵素や受容体炎症が原因とされる
これを『レプチン抵抗性』と呼びます。
レプチン抵抗性の状態では、
満腹感を覚えられずに食欲を抑える事ができなくなります。
我慢ができないから
自制心がないから
という単純な話ではなく、
満腹を覚えるようにホルモンを整える事が必要なのです。
そしてこのレプチン抵抗性を改善する鍵となるのが、
脂肪細胞へのエネルギー摂り込みを行うホルモン、
『インスリン』の働きです。
●インスリン分泌を減らす
●インスリンの感受性(効きが良い)を高める
これらが重要です。
長文となりますので次回にわけてお話します。
次回は
インスリンをコントロールして
レプチン抵抗性を改善する方法
をお伝えします。